
九州大学工学部電気情報工学科卒。
そんなバッチリ理系な私がなぜ英語教師になったのかというと、
良き先生達との出会いがあったからです。
******************************************
大学受験に失敗して、私は一年間予備校生活を送ることになりました。
そしてその予備校で出会ったのがT先生。
勉強一色で受験のテクニックだけを教える先生が多い中、T先生だけは違いました。
いきなりギターを教室に持ち込んで、ビートルズを熱唱(笑)
授業中に救急車が通れば「アーンビュランス!」と叫び、
1コマ漫画を配って、勉強に飽きたら訳してごらん…という、とにかく破天荒な先生でした。
今まで小学2年生から公文で英語を習いはじめ、高校生まで続けていたため割と得意ではあったけれども、
特に好きでもなかった英語が急に楽しくなって。
よく漫画を訳したり日記を書いてみたりしては先生のもとに通ったのを覚えています。
その時すでに
「英語って好きになったら、勉強するのも楽しいのものなんだな。
こんな先生になれたらいいな…」
とは思っていましたが、今さら志望校を変える訳にもいかず、大学は理系の大学に進んだのでした。

先生になろうと本気で決意したのは大学3年生の時。
就職活動を周りがしだした頃でした。
どう考えても英語の先生以外にやりたい仕事も見つからなかった私は、親の反対を押し切って、
「就職活動はしない。
大学卒業したら留学する!
そして子供英会話の先生になる!」
と決めたのでした。

その後なんとか大学を卒業し、カナダ・バンクーバーへと留学。
ESLを受講後、TEC(Teaching English for Children)というプログラムを受けました。
そこで出逢ったのがLucia。
とにかく楽しいことが大好きな彼女は、子供の興味を惹きつける色々なテクニックを教えてくれたし、
楽しいだけでなく記憶に残りやすいノウハウなども教えてくれて、今の私のレッスンのベースを作ってくれました。

帰国後、英会話スクールの営業を経て念願の講師なった私ですが、
当時5年付き合っていた彼が、フランス・パリに3年間赴任することになり、結婚してついて行くことに。
受け持っていたクラスなどがあってすぐには仕事が辞めれなかったため私がパリに住んだのは1年間でしたが、
パリで過ごした1年間もとてもいい経験となりました。

パリから帰国後すぐに子供が出来て、
「もう先生として働くことは難しいのかな…
子供が大きくなったら個人で英語レッスンとか出来たらいいなぁ…」
と思っていた矢先。
お友達から英語サークルの先生をしてもらえないかとのオファーが。
しかもレッスン中は子供をみていてくれるとのことで。
自分で一からレッスンプランを立て、育児をしながら準備…というのは不安いっぱいでしたが、
こんな早くに英語を教える機会を得ることが出来るなんて!
とオファーを受け、引っ越しして遠くから通う事になりながら、次男の出産もはさみながらも、
お友達や生徒さんの支えがあってなんとか2年間サークルを続けさせて頂きました。
結局、幼稚園から小学校にあがる生徒さんが増えた時に、レッスン開始時間が遅くなると
1時間半かけて通っていたため小さな子供連れでは厳しくなってしまって辞めざるを得なかったのですが、
とても貴重な経験をさせてもらいました。
その時に作ったレッスンプランやレッスン道具は今でも大活躍しています。

そんな様々な経験を経て、今念願の個人レッスンを自宅にてやっています。
まだまだ始めたばかりで生徒さんも少ないですが、
「英語好きになった!
もっと話せる様になりたいな」
と思ってもらえる様なレッスンを目指して日々精進していきたいと思っています。

ちなみに、教室の名前…ラム・チョップの由来は。
カナダでの恩師、Luciaがクラスで使っていたパペットの名前♪
とっても可愛いパペットだったので、自分でも作ってしまいました(笑)
ラム・チョップと一緒に英語を好きになって欲しいな~という願いをこめて・・・
ラム・チョップとみなさんに会えるのを楽しみにしています♪

スポンサーサイト